幼い頃のように 抱き上げた それはカモメの纏う羽根のように軽かった いつまで経っても変わらない ふわりと舞った長い金色の髪が綺麗だ まるで囁く様にさらさらと流れている それはいつかと同じ光景 ―――また会えたな 腕にかかる力なんて、もう自覚が無い ただ目の前の光景と、その微笑が印象的すぎて 自由を湛えるその顔に もう夢中 また線を描くように、あのときと同じように 君の背景にカモメが飛んでいく まるで、輝いていて 「体重」 なんてただの目安でしかないから いつも俺の腕の中では自由なカモメのように 君は羽ばたいている |